K-Master's Thinking

しがない飲み屋のマスターが、世の中のことを考える。

「同一労働同一賃金」について考える。日本人の働き方は変わるのか!?

こんにちは。KIMAMASTERです。

 

こんな記事を目にしました。

president.jp

企業の人事部に「同一労働同一賃金」についてアンケートをした内容。

賛成、反対が拮抗しているようです。

そもそも「同一労働同一賃金」は、なぜ必要なのでしょうか?

 

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正社員と非正規の格差。 

「働き方改革」のひとつのテーマである「同一労働同一賃金」。

これが叫ばれるきっかけは、やはり非正規の待遇の悪さからでしょうか?

同じ仕事をしているのに、正社員のほうが給料が高く、非正規は低い。

 

でも考えてみると、これは当たり前のこと。

正社員の給料は、今やっている業務に対しての報酬ではなく、命じられれば「いつでも、どこでも、なんでも」やる、という雇用契約に対して支払われる報酬です。

自分の時間と自由を犠牲にして手に入れる報酬。

だから非正規より高くて当たり前。

非正規はそういった縛りが緩いので、正社員と同等の報酬を求めるのは筋違いでしょう。

 

それでも「同一労働同一賃金」を目指すなら。

やはり「職務給」の導入が必要でしょう。

  • 仕事の内容とスキルのレベルで給料が決まる。
  • 働く人は会社に入るのではなく、その職に就く。
  • その職種のプロとして会社と契約する。
  • だから契約以外のことは「いたしません」と言える。
  • 転職がしやすくなり、それによる不利が無くなる。

 

そんなレベルまで到達すれば「同一労働同一賃金」も可能でしょう。

でもここまで来ると、そもそも正規、非正規という枠組みは消滅していると思われます。

 

そしてこれが実現するならば、その過程で…、

  • 年功序列の賃金体系が消滅する。
  • 退職金制度が消滅する。
  • 終身雇用が崩壊する。
  • 企業別の労働組合が解散。職種別の組合に再編。
  • 新卒一括採用の見直し。
  • 福利厚生の見直し。
  • もしかしたら教育制度も変わる。
  • 社会保障制度にも影響する。
  • なにより働く人、経営者のすべての意識が変わる。

 

など。

それくらい、大きな変化が起きるハズです。

そこまでやらなければ、小手先で「同一労働同一賃金」を実現しても意味は無い。

はたして政府、企業にそこまでの覚悟があるのでしょうか?

 

無いでしょうね。

また、既得権益を持った人たちが、それを許すはずもない。

だから「非正規にも気を配ってます」的なパフォーマンスにしか見えないのです。

 

さらに、そんな形が日本の文化や日本人の気質に合うのか、少々懐疑的です。

ただ、日本的経営の特徴的部分はもう時代遅れだと思います。

新しい仕組みができれば嬉しい限りなのですが…。

 

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kimama2016.hateblo.jp

 

本日もお読みいただき、ありがとうございます。