K-Master's Thinking

しがない飲み屋のマスターが、世の中のことを考える。

「管理職の労働時間の把握」義務化へ。良い方向だが、実効性に疑問も…。

こんにちは。KIMAMASTERです。

 

このブログで何度か書いた「管理職」の労働問題。

例えばこちら。 

kimama2016.hateblo.jp

 

働き方改革」で労働者の保護が図られる一方、そのしわ寄せが集中する「中間管理職」に健康被害が多発するのではないか?

そんな内容です。

 

すると昨日、こんな報道が。

www.nikkei.com

 

来年4月から、管理職の労働時間の把握を企業に義務付けるとのこと。

管理職は経営者と一体の立場ということで労働時間規制の対象外だが…、

これにより、管理職だからといってあまりにも無茶な働かせ方はできなくなる。

そんな効果を狙っているのでしょう。

 

良い方向だと評価する反面、その実効性には疑問も残ります。

 

・・・・・

 

業務の量が変わらなければ、どこかにしわ寄せが来るのは同じ。

管理職の労働時間が制限されるなら…、

  • 人員を増やす?
  • 事業を縮小する?

前者は昨今の労働市場を考えるとそう簡単ではない。

後者はほとんどないでしょうね。

 

となると…、

結局、管理職が「サービス残業」(賃金が出ないということではなく、労働時間として把握されない残業)してカバーするしかないのでは?

そんな懸念を抱きます。

 

 

それでも「名ばかり管理職」にされた人や、会社に逆らえない人の保護には、一定の効果があるのでしょう。

なんといっても、会社側に「管理職だからといって無茶はさせられない」と思わせる抑止力効果は大きい。

これにより、管理職の健康被害が少しでも減少することを期待します。

 

・・・・・

 

ちなみに自営業者の働き方改革は誰もやってくれないので、自分でやるしかありません。

国の施策を見ていると、企業で働く労働者のものばかり。

その分、自営業者は好き勝手にやらせてもらっている訳だが、時にもう少し気を配ってくれても良いのでは?と感じてしまう。

 

これも何度か言及したが…、

選んだ職業によってこんなにも扱いに差があって良いのだろうか?

一票の格差」が違憲ならば、「職業による格差」も違憲だと思う。

法の下の平等に反するのではないだろうか?

 

そんな思いが頭をよぎります。

まぁ、別に期待はしてませんけどね。

 

 

本日もお読み頂き、ありがとうございます。