K-Master's Thinking

しがない飲み屋のマスターが、世の中のことを考える。

「外国人労働者の受け入れ拡大」問題について、自分なりに考えてみた。

こんにちは。KIMAMASTERです。

 

最近よく見かける話題

外国人労働者、受け入れ拡大へ」

  

何が論点なのか?

政府はなぜ急ぐのか?

野党はなぜ反対するのか?

 

企業側の意図は?

人が足りないから、増やしたい。

でも、高い給料は払いたくない。

特に「単純労働」には。

 

派遣や非正規を増やして、労働力を買い叩いて来たが、それも限界。

もっと安く使えて、いつでも切り捨てられる労働力が欲しい。

だから外国人が単純労働に従事できるように、と要望する。 

 

政府は対処療法的。

支持母体の要望を受け入れる政府与党。

技能実習生の問題を放置し、

先のビジョンも示さずに、

当面の課題をやっつけようとしているように見える。

 

本来は将来の社会の姿を描きながら、

制度全体の見直し、再構築をはかるべき。

 

急ぐ理由は何だろう?

来年の参院選でしょうか?

 

野党側の反対の論理。

日本人労働者の雇用機会が奪われるのでは?

そんな懸念を示して反対する。

 

しかし、実感として、

外国人労働者が増えたら、自分たちの雇用が脅かされる」

そう感じる労働者はいるのだろうか?

まったく説得力を感じません。

  

他にも反対する言説がいろいろ。

労働力不足のメリットを説いて、反対する。

雇用の不安が無くなり、賃金は上昇する。ブラック企業は淘汰される。

そんな、良い面を指摘する記事もあるが、

その前に現場が疲弊し、労働災害健康被害が生じる恐れが大きい。

この言説にも説得力を感じない。

 

治安の悪化を説いて、反対する。

生活や文化の違いは大きい。

環境に適合できない場合は、治安悪化も懸念される。

これは分からなくもない。

 

社会保障の問題を説いて、反対する。

企業に雇用されれば、社会保険に加入して、保険料を天引きされる。

企業の負担分が増えるだけで、日本人を雇った場合と変わらないのでは?

 

ひとつ問題になるのが、健康保険の扶養。

海外に居住している親族でも、生計を維持していれば扶養にできる。

外国人労働者が増えると、健保側の負担が大幅に膨らむ恐れがある。

そこで「日本国内居住に限定」しようという、健康保険法の改正案が出てきた。

 

同様に年金の「3号被保険者」も、国内居住を要件とする案が。

 

これらの動きは理解できます。

 

経済効果を疑問視して、反対する。

賃金が母国の家族に送金されてしまうかも。

日本国内で消費されないのであれば、日本の経済に貢献しない。

それでも一定の生活はするので、その分の消費はあるはず。

 

そもそも受け取った賃金をどう使うかは、その人の自由でしょ。

日本人だって使わない人もいる。

これも説得力が無いし、論点がズレている気がする。

 

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人口減少社会に突入した日本。

もうすでに外国人の労働力に頼ならければ、成り立たなくなっている。

今後、ますますその傾向は強まるはず。

であるならば、

外国人の方々にとっても、魅力のある制度にしないと意味が無い。

問題の多い「技能実習生」の制度も含めて、

今後の社会を見据えた抜本的な改革と、仕組みづくりをして欲しい。

 

そのためには、

拙速な議論は避けた方が良いと思うのですが…。

 

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今の段階で、知見の及ぶ範囲での個人的見解です。

誤解などありましたらご容赦ください。

 

本日もお読み頂き、ありがとうございます。